度重なる家庭連合への批判報道によって、我が家庭から、我が親族から
とんでもない輩を生み出してしまったと、お嘆きの事でしょう。
また、そのような信者となった身内を哀れみ、可哀想に感じておられるかもしれません。
この手紙は、私の苦い経験から皆様に是非お伝えしたい事があり稚拙な文章ではありますが
ペンを取らせて頂きました。
私が家庭連合に入信(献身)したのは今から30年以上前のことです。
当時、教会の責任者と共に、統一教会への献身の報告のため私の実家を訪れました。
ちょうど3万双の合同結婚式前でメディアでは統一教会に対する大バッシングの最中でした。
険悪な雰囲気の中、よそよそしく客人として迎えられた私と教会長でしたが、
その時父の口から出た言葉は今でも忘れることができません。
「この子は無かったものと思います・・・」
その言葉に私は当分の間、落ち込み、しばらくは教会にも行けませんでした。
当時は、メディアの報道に感化され、世間体を気にするが余りに、
発せられた心無い言葉と理不尽に感じましたが・・・。
家庭を持ち、子どもを授かり生活していく中で、
そうではなく、親として心の底から絞り出した言葉であり、子どもへの愛ゆえに発せられた
悲愴な心の叫びであったと気づかされました。
皆さん、家庭連合は今皆さんの目には大変奇異で怪しい団体、あるいは危険な団体と映っていることと思います。
ですが少しだけ心を広く持ってください。
家庭連合は神様の愛を説く団体です。また利他精神に元ずく人生を推奨する団体です。
この考えは真っ直ぐに愛情を受け止める、純粋な心情の持ち主でなければ理解することはできません。
皆さんがお子さんに注がれた愛が深く慈しみにあふれていたが故に、
私を含め、多くの信徒はこの道を選択しました。
私は、そのような両親に育てられたことを感謝し、誇りに思っています。
皆さんがお子さんに施された教育や、注がれた愛情は決して間違ってはいません。
この世に親子の絆や、愛以上に深いものはありません。
愛を説くべく宗教がその障壁になるとすれば、これほど悲しいことはありません。
たとえ宗教が相容れないものだったとしても、親子の愛情はそれ以上に深く永遠性を持っています。
今一度深い愛を持って、皆さんのお子さんを信じてあげてください。
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桃メンタルなので傷つかない程度でお願いします。