それは
住宅街の狭い路地
おおよそ、そこにそんな大樹がある事など想像もできない、
そんな場所に、ひっそりと、いや堂々と立っている。
「三社神社のクスノキ」香川県高松市花ノ宮町
幹周実測7.5m、樹高25m
幹の太さは、身長170cmほどの大人が4~5人で囲えるくらいだろうか
根元から空を見上げると、鮮やかな緑の隙間から溢れる太陽の光がキラキラと
住宅地の中で、そこだけ異次元空間のようだ
少し離れた場所からその木を見ると
立ち並ぶいらかの波の、遥か上にそびえるその樹高が、その街全体を見守っているかのようだ
まさに神秘的と言う言葉がふさわしい光景である
今から数百年以上前なら、こんな光景は彼方此方で見れたのかもしれないが
この時代にそのような大樹に出会う機会はそう多く無い
ふと思う
このような大自然に触れる機会が激減したこと
それが神様との距離を大きくしてしまったのかと・・・
人間は生かされている存在である
どんなに科学が発展しても、その科学がどんなに万能であったとしても
今現在、人間がその人生で最も大切な要素である、生まれること、そして死ぬこと
それを正確に予見できるものは一人もいない。
なのに神はいないと言う
何を根拠に言うのか、死んで三途の川を渡り確認してきたのか?
人間とは、何と傲慢な存在なのか。


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