家庭連合にとっての最大の財産とはなんでしょう?
お金ではないですよね?一人一人の信者。それが最大の財産ですよね?
法令無視の非人道的な組織と対峙しながら、この最大の財産を守ることは容易ではないでしょう。
然し乍ら、宗教団体として救いを説く以上どんなに困難であっても信仰を持つ信者を守らなければなりません。
その責任が色々な意味でしっかりと果たせているのでしょうか?
文先生が聖和されて以降様々な問題によって家庭連合自体の基盤が大きく揺らいでいると感じるのは私だけでしょうか?
自らの懐から出て行った者たちが帰れる道を準備してください。
袂を分かった者達は出て行くのではなく、困難があったとしても内部で改革するべきです。
宗教の分裂が人類史にどれだけ多くの影を落としてきたか知っているはずです。
この家庭連合が世界の中心的宗教であると言う自負があるなら、その意味の重大さも理解できるはずです。
日韓の歴史的な遺恨を宗教的な観点と合わせて扱うべきではありません。
歴史的な事実がどうであれ、それらを超えて一つになる道を説かなければ国境を越えることはできません。
またこの国に、世界に根付くことは不可能です。
One Family under God が霞んでいます。とても残念で悲しいです。
宗教の教義は他人に当てはめるものではありません。自らの自壊とするべきものです。
その大前提の上に、地域社会の中で教義の核心である「他の為に生きる」実践を信者一人一人が行えば、難しい教義を語る必要もないでしょう。
組織を守ることも必要ですが、その為に何か大切なものを置き去りにしていませんか?
私が休眠信者になったのも、言い訳に聞こえるかもしれませんがその辺りのわだかまりを越えることができないからです。
組織を守る責任者として見えているものと、私のような平信徒が見えているものは違うのでしょうし、責任の範囲も違うでしょう。
その意味で私が意見する範疇でないことも理解はしていますが、率直にこのようなわだかまりを抱えている
信者が少なからず存在することを心に留めてこれからの家庭連合の運営をお願い致します。