特に教会から気持ちが離れ気味な2世の皆さんに読んでいただきたい内容です。
教会では性について厳格な基準を持っていますね。
それは人類始祖の堕落の原因に起因するものであって、その一線を超える行為については譲れないわけです。
そんな事は言わなくとも、教会の教義を学んだ皆さんはよく理解していると思います。
そしてその教えを厳格に守ろうとすればする程に、大きな葛藤の中にその身を置いてきた2世の皆さんも多いのではないでしょうか?
思春期が来て好きな子ができたり、異性から告られたり・・・
いや、これは教会ではダメな事だから自制しなければならない・・・
しかし、性の力は理屈では太刀打ち出来ないほど強力な力で皆さんの心情を揺さぶり続けたのではないでしょうか?
もしその結果一線を超える行為に至ってしまったとすれば・・・
その時の心情はいかばかりだったのか・・・誰にも相談できず、苦しみを訴える術も知らず。
地獄の淵に叩き落とされた様な気分だったに違いありません。
その結果、自らが生きていくために否定せざる終えない、それが教会の教義だったのではないのでしょうか?
途方もない罪悪感から逃れるために・・・・
さて、重苦しい話はここまでにしましょう。
そもそも人類始祖アダムとエバの時代は、神様と人間は一問一答出来る距離感だったと言われています。
それでも堕落は生じてしまいました。
皆さんの生きているこの時代はどうでしょうか?
性の秩序がしっかりと保たれた時代でしょうか?神様と皆さんの距離はどうでしょう?
何が言いたいかって?
そう教会が皆さんに与えた、ミッションは途方もなく過酷なものだったと言う事です。
そしてそのミッションクリアの基本的条件は理想家庭という土台の上にこそ成り立つものなのかもしれません。
家庭連合には素晴らしい理想家庭がたくさんあります。
しかし、全てがその様な理想家庭ではありません。それはそれぞれに持っている背景が違うからです。
祝福を受けたからすべての家庭がすぐに理想家庭になるわけではないのです。
その意味で祝福とは、家系浄化のスタートラインなのでしょう。
複雑に絡み合ったものを一つ一つほどきながら結び直していくのです。
不完全なままで進んでいくのですから、当然失敗はつきものです。
大切なのはゴールを見失わない事です。
今の世の中の価値観とその先に描かれる未来に理想を見出せるのか?
それとも教会の価値観の中にこそ、希望的な未来を理想家庭を見出せるのか?
そのどちらに皆さんのゴールを置くのかそれが問題です。
私は一世世代です。お世辞にも理想家庭とは程遠い家庭です。
今つまづき倒れそうな二世の皆さん。あなたのご両親が夢見た理想家庭を具現化していくのは
皆さんの世代なのかもしれません。
そのつまずきは理想家庭実現への一歩であり後退ではありません。
今一度未来の理想家庭に続く道を足元に確認しその歩みを進めてください。
貴方のご両親が描いた夢のバトンを引き継いでください。
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桃メンタルなので傷つかない程度でお願いします。